Y35は、Snapdragon 680を搭載したエントリーモデルです。8GBメモリと128GBストレージの1つのバリアントがあります。ストレージから8GB流用して仮想メモリを拡張できます。microSDカードで1TBまでの外部ストレージを拡張できます。
6.6インチ液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.3mmのやや薄めで188gの普通の重さです。エントリー帯としては高速な44W充電に対応します。背面カメラは5000万画素メイン,200万画素マクロ,200万画素深度の3眼、セルフィーは1600万画素でスクリーン中央丈夫の水滴型ノッチにあります。背面で実用的に利用できるのはメイン4-in-1 1250万画素1眼です。指紋認証は側面にあります。このモデルはIP54で飛沫保護があります。防水ではありません。チップセットの性能はエントリー帯ですがチップセット以外はミドルロー帯並のスペックで安っぽさはありません。

Y77e 5Gは、Dimensity 810を搭載した5G対応ミドルローモデルです。グローバル向けに販売されているY77 5Gと多くのスペックを共有しますがメモリ/ストレージバリアントが低容量〜同等で背面カメラのメインとセルフィーが低解像度化された姉妹モデルです。6GB/8GBメモリと128GB/256GBストレージの組み合わせがありvivoにしては珍しくmicroSDカードで外部ストレージを増設できます。6.6インチFHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.25mmの薄さと194gのやや重めです。18W充電に対応します。背面カメラは1300万画素メインと200万画素マクロの2眼の組み合わせです。200万画素マクロは使い途がないでしょう。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面にあります。

vivo Y02sは、MediaTek Helio P35を搭載したエントリーモデルです。3GBメモリと32GB/64GBストレージの組み合わせがあります。microSDカードで外部ストレージを拡張できます。6.51インチのHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.2mmの薄めで182gの軽めです。背面カメラは800万画素1眼、セルフィーは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。エントリー帯でも切り詰めたスペックですがUSB端子はType-Cでイヤホン端子もあります。指紋認証は無さそうです。

vivo Y30 5Gは、MediaTek Dimensity 700を搭載した5G対応ミドルローモデルです。6GBメモリと128GBストレージの組み合わせで、ストレージから2GBを流用して仮想拡張メモリを追加できます。6.51インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAh大容量バッテリーを搭載して筐体は8.25mmの薄めで193gの普通の重さです。背面パネルがプラスチックならばもう少し減量して欲しかったところです。USB端子はType-Cですが10Wまでの充電にしか対応しません。充電待ち時間は長そうです。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メインと200万画素深度(ボケ)の2眼でユーザーが撮影用として利用できるのはメイン1眼です。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。スペックとしては貧弱ですがライトユーザーなら実用としては十分です。指紋認証は側面にあります。チップセット以外は全体的にエントリー帯でも切り詰め系のスペックですが安価であることが期待できます。

vivo T1x 4GはSnapdragon 680を搭載したエントリーモデルです。2022年4月にマレーシアでローンチしたT1x 4Gモデルとほぼ同等品ですが背面カメラ群から200万画素ポートレート/深度の1眼が省かれています。その他はメモリバリアントと対応バンド以外ほぼ変わらないようです。4GB/6GBメモリと64GB/128GBストレージのバリアントがあり最大+2GBの仮想拡張メモリに対応します。90Hzに対応した6.6インチの液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚みは8.0mmの薄さと本体重量は182gの軽さです。メーカーが公表しているレンダリング画像では背面パネルの質感はわかりませんが光沢のある表面仕上げのようです。素材はプラスチックですがこの素材が筐体の軽さになっているようです。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メイン, 200万画素マクロの2眼がありますが200万画素マクロは解像度が低い上に4cmまでしか寄れないため使う機会はほぼなさそうです。つまり実質メイン1眼です。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。18W充電に対応するので充電時間で長く待たされることはなさそうです。指紋認証は側面にあります。

Y77 5Gはチップセットが異なる5G対応の2モデルが同時期に異なる国/地域向けに展開されるようです。このモデルはDimensity 810を搭載したミドルローモデルです。8GBメモリと256GBストレージの組み合わせなので余裕がありそうですがvivoにしては珍しくmicroSDカードで外部ストレージを増設できます。6.6インチFHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.25mmの薄さと194gのやや重めです。18W充電に対応します。背面カメラは5000万画素メインと200万画素マクロの2眼の組み合わせです。200万画素マクロは使い途がないでしょう。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面にあります。

Y77 5Gはチップセットが異なる5G対応の2モデルが同時期に異なる国/地域向けに展開されるようです。このモデルはMediaTekの新チップセットのDimensity 930を搭載したミドルローモデルです。vivo Y77 5Gの2モデルは意外とスペックを共有しません。6GB / 8GB / 12GBメモリと128GB / 256GBストレージの組み合わせから選択できます。6.6インチFHD+解像度の液晶スクリーンと4500mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.6mmでやや薄めと194gのやや重めです。80Wの高速充電に対応します。背面カメラは5000万画素メインと200万画素マクロの2眼の組み合わせです。200万画素マクロは使い途がないでしょう。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあります。Dimensity 930はBluetooth 5.2までの対応ということになっていますが、メーカーこのモデルのスペック表ではBluetooth 5.3に対応するとのことです。Wi-FiはWi-Fi6非対応のようです。チップセットのDimensityシリーズは通常はチップセット名に付いている数字が大きくなるほど高性能の傾向ですが、Dimensity 930はこの傾向に当てはまりません。その性能はDimensity 900シリーズから大きく劣りDimensity 800と同程度です。

MediaTek Dimensity 1300を搭載した5G対応ミドルハイモデルです。6.58インチの液晶スクリーンと6000mAhの大容量バッテリーを搭載します。中上位モデルは高速充電に対応して4000〜5000mAhの容量が定番ですが珍しく大容量です。44Wの高速充電に対応します。背面カメラは5000万画素メイン,200万画素マクロの2眼、セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面にあります。NFCに対応で抑えるところは抑えた卒のないモデルといえるでしょう。

vivo Y33e 5GはDimensity 700を搭載した5G対応ミドルローモデルです。4GBメモリと128GBストレージの組み合わせのバリアントがあります。メモリ少なめですが仮想拡張メモリについては触れられていません。microSDカードでストレージを追加できます。6.51インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み約8.5mmのやや薄めで本体重量198gの重めです。10Wまでの充電に対応なので充電時間は長めになります。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メインと200万画素の2眼、セルフィーは800万画素です。指紋認証は側面にあります。Bluetoothの音声コーデックはこのレンジでは珍しく標準のSBCの他にAAC, aptX, aptX HD, LDACに対応します。ハイグレードなBluetoothイヤホン/ヘッドホンを利用予定の方には注目点です。

V25 Proは、MediaTek Dimensity 1300を搭載した5G対応ミドルハイモデルです。8GB/12GBメモリと128GB/256GBストレージの組み合わせがあります。また、ストレージから最大8GBを仮想メモリとして拡張できます。6.56インチのOLEDスクリーンと4830mAhのバッテリーを搭載して筐体は8.62mmのやや薄めで190gの普通の重さです。背面パネルがガラスのモデルとしてはやや軽めです。背面カメラは6400万画素メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼、セルフィーは3200万画素でスクリーン中央丈夫のパンチホールにあります。背面のメインは4-in-1の1600万画素が実用モードです。広角とマクロは使い途がなさそうなので実質1眼と考えたほうが良さそうです。66W充電に対応し、その発する熱を冷却するためのバイオニック冷却システムと称する複合冷却システムがあります。スクリーンのガラスは側面側の端が曲面になっているので画面の見やすさは劣るものの高級感は高めです。