インドで販売されるmoto g62 5GはSnapdragon 695を搭載した5G対応ミドルローモデルです。欧州や南米で販売されているmoto g62 5GはSnapdragon 480+なので処理性能は一応強化されていますが大きくは異なりません。6GB/8GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあり、microSDカードにより1TBまでの外部ストレージを拡張できます。6.5インチ液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.59mmの普通の厚みと184gの普通の重さです。背面パネルはプラスチックです。20W充電に対応します。背面パネルは5000万画素メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼があります。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあります。ステレオスピーカーと3.5mmイヤホン端子があります。

razr 2022は、Snapdragon 8+ Gen 1を搭載した中国向けの縦折りハイエンドモデルです。razr 22は同じモデルの欧州向けです。8GB/12GBメモリと128GB/256GB/512GBストレージの組み合わせがありますがmicroSDカードによる外部ストレージの拡張はできません。縦折り内側のメインスクリーンは6.7インチFHD+のP-OLEDで、縦折り外側のサブスクリーンは2.7インチ800x573pxのOLEDです。3500mAhのバッテリーはやや少なめで33W充電に対応します。最近のハイエンドとしては33Wは低速かもしれませんが充電で高温になるのを防ぐためかもしれません。逆にいえば冷却システムによる大型化と重量増加を避けているので持続的な高負荷は苦手としている可能性があります。筐体は筐体を開いた状態で厚み7.62mmの薄めで重量は200gです。折りたたみモデルはヒンジが重くなるのでこの重量は重い内には入らないといえます。背面カメラは5000万画素メインと1300万画素広角マクロの2眼でメインは光学手ブレ補正が撮影を補助します。セルフィーは3200万画素でメインスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあるようです。このモデルは少なくとも中国向けはシングルSIMです。

moto g32は、Snapdragon 680を搭載したエントリーモデルです。4GBメモリと128GBストレージの組み合わせでmicroSDカードで外部ストレージを追加できます。6.5インチ液晶スクリーンと5000mAh大容量バッテリーを搭載して筐体は8.49mmの薄めで184gの普通の重さです。エントリー帯ですが30W充電に対応します。背面カメラは5000万画素メイン,800万画素広角深度,200万画素マクロの3眼、セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。背面パネルの素材はプラスチックで撥水加工が施されていますが防水ではありません。指紋認証は側面にあります。このモデルは日本での販売があります。

moto g42は、Snapdragon 680を搭載したエントリーモデルです。メモリ4GB/6GBとストレージ128GBの組み合わせで提供されます。6.4インチFHD+解像度のOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.26mmの薄さと本体重量174.5gの軽さです。18Wまでの充電に対応します。背面カメラは5000万画素メインと800万画素広角深度の2眼です。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。背面パネルの素材はアクリル樹脂とポリカーボネートで、IPX2の防滴ということになっていますが防水性能はありません。指紋認証は側面にあります。エントリー帯の性能ですが特に省かれたスペックはありません。6.5インチ以下のスクリーンで軽めのモデルを探している方には選択肢になり得ます。

moto g62 5Gは、Snapdragon 480+を搭載した5G対応のミドルローモデルです。6.5インチFHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.6mmのやや薄めで本体重量184gのやや軽めです。本体背面はプラスチックで表面には撥水加工が施されているようですが防水性能はありません。最大15Wまでの充電に対応します。背面カメラは5000万画素メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼でミドルロー帯ではよくある使い途のない広角とマクロです。セルフィーはミドルロー帯で採用の多い1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあります。

moto e32sは、MediaTek Helio G37を搭載したエントリーモデルです。メモリ3GBまたは4GB,ストレージ32GB,64GBのバリアントがあります。エントリー帯とはいえ2022年現在では少ないといえます。6.5インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.5mmのやや薄め,本体重量185gの普通重量です。背面パネルはアクリル樹脂で撥水加工が施されていますがIPX2なので防水性能は無く水をかけるのは禁物です。15W充電に対応しますが付属充電器は10Wまでにしか対応しません。背面カメラは1600万画素メイン,200万画素マクロ,200万画素深度の3眼です。画素数の数値としては少ないですが4-in-1タイプの6400万画素と大して変わりません。(ノイズは多めになります)セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあります。

moto g52j 5Gは、Snapdragon 695を搭載した5G対応ミドルローモデルです。これは日本専用モデルのようです。6.8インチFHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み9.1mm本体重量206gでやや厚く重めになっています。スクリーンは120Hzの滑らかな映像が得られるものです。なお、メーカーの製品概要ページでは何故か120Hz OLEDと90Hz液晶を比較した動画が掲載されています。日本向けらしくIP68の防塵防水に対応しています。背面カメラは5000万画素メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼でミドルロー帯ではよく見かける構成ですが800万画素広角と200万画素マクロは使い途があまりありません。セルフィーは1300万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。FeliCa対応でおサイフケータイだけでなくNFC Type-B対応なのでマイナンバーカードの読み取りも可能になっているようです。処理性能は低めですが機能は豊富といえます。2022年4月に欧州/インドで発売されたmoto g52 (4G)とは筐体デザインや一部仕様で共通の部分があるものの全くの別モデルです。

Unisoc T606を搭載したエントリーモデルです。メモリ4GBとストレージ64GBの組み合わせのバリアントだけが存在するようです。ストレージは少ないですがmicoSDカードによる外部ストレージを追加できます。6.5インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚みは8.5mmのやや薄めで184gのやや軽めです。背面パネルはアクリル樹脂でこれが軽さを生み出していると思われます。背面カメラは1600万画素メイン,200万画素マクロ,200万画素深度で実質2眼です。カタログスペックの数値としては寂しい画素数ですが4-in-1の6400万画素と大して変わりません。(4-in-1タイプのセンサーよりノイズは多めです) セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあります。これは背面指紋認証が好きなモトローラらしくはありません。18W充電に対応するので充電で長く待たされないと思われますが18W充電に対応するアダプタが必要です。付属充電器は10W充電までの対応のようです。
IP52の防塵防水性能が書かれていますが、背面パネル等に撥水加工が施されていたとしてもIPX2は雨がかかることも避けるべきレベルです。

Snapdragon 778G+ を搭載した5G対応ミドルローモデルです。6.5インチFHD+解像度のOLEDスクリーンと4020mAhのバッテリーを搭載して本体厚みは6.79mmと非常に薄くなっています。この厚みにはカメラアイランド部分は含まれませんが薄いことは間違いありません。また、本体重量は155gとミニサイズではないスマートフォンとしてはかなりの軽さです。バッテリー容量は最近のモデルとしてはやや少なめに見えますが33Wの高速充電に対応するので容量の少なさをカバーできます。背面カメラは5000万画素メイン,5000万画素広角マクロ,200万画素深度の3眼があります。高画素の広角マクロは魅力ですが、メインを支える光学手ブレ補正も魅力的です。セルフィーは3200万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。軽さ重視の方にとっては非常に有力な選択肢になりそうです。

Snapdragon 695を搭載した5G対応のミドルローモデルです。メモリ6GBとストレージ128GBの組み合わせだけの提供のようです。6.6インチFHD+解像度のOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8mm,の薄さと本体重量173gの軽さになっています。背面パネルの素材はアクリル＋ポリカーボネートとのことでこれが軽さに繋がっていると思われます。筐体の背面パネルは撥水加工が施されていて一応IPX2の防滴ということですが防水性能は全くないので水をかけることは禁物です。スクリーン解像度は幅1080 dotと思われますが、メーカーのスペック表では1800 dotになっています。モトローラはスペック表の数値が怪しいメーカーなので確認が必要です。30Wの高速充電に対応します。カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メイン,800万画素広角/深度, 200万画素マクロの3眼でメインには光学手ブレ補正があります。セルフィーはミドルロー帯では定番の1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面です。デュアルステレオスピーカー搭載です。地味ながら全体的にやや豪華寄りの仕様になっているので価格次第では人気になりそうです。g82 5Gの同等モデルが中国ではチャイナモバイルからg71sとして販売されることになりました。