Tecno SPARK Go 2023は、MediaTek Helio A22を搭載したエントリーモデルです。モデル名にGoが付いていますがフルAndroid 12です。3GB/4GBメモリと32GB/64GBストレージの組み合わせがあり、ストレージから最大3GBを仮想拡張メモリに流用できます。また、独立スロットのmicroSDカードにより256GBまでの外部ストレージを追加できます。6.56インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.9mmの普通の厚みです。本体重量は公表されていません。10Wまでの充電に対応します。背面カメラは1300万画素メインとVGA解像度の補助カメラの2眼があり、ユーザーが利用できるのはメイン1眼です。セルフィーはスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は背面のカメラアイランドに目立たないように存在します。背面パネルは高級素材ではないものの細い縞模様があるので指紋は目立たず側面の素材感も悪くありません。価格以上に見えるかもしれません。

Phantom X2 5Gは、MediaTek Dimensity 9000を搭載したTecnoのハイエンドシリーズのベースモデルです。8GB LPDDR5メモリと256GB UFS 3.1ストレージの組み合わせがあります。(他の容量のバリアントもありそうです) ストレージから最大5GBを仮想拡張メモリとして流用できるようです。120Hzの高速な6.8インチOLEDスクリーンと5160mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.9mmの普通の厚みで重量は210gの重めです。45Wの実用的な高速充電に対応します。背面カメラは6400万画素メイン,1300万画素広角,200万画素深度の3眼、セルフィーは3200万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。背面メインはSamsungのRGBWセンサーが搭載されているようです。また、光学手ブレ補正が撮影を補助します。指紋認証は画面内にあります。

Phantom X2 Pro 5Gは、MediaTek Dimensity 9000を搭載したTecnoのフラグシップモデルです。12GB LPDDR5メモリと256GB UFS 3.1ストレージの組み合わせがあります。(他の容量のバリアントもありそうです)　120Hzの高速な6.8インチOLEDスクリーンと5160mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.95mmの普通の厚みで重量は201gの重めです。背面パネルはマイクロファイバー製で革風にも見える仕上げのようです。45Wの実用的な高速充電に対応します。背面カメラは1/1.31インチの大型センサーの5000万画素メイン,5000万画素望遠,1300万画素広角の3眼、セルフィーは3200万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。カメラが強調された大型カメラアイランドの背面パネルでTecnoとしては奢った構成ですが撮影向けかというと疑問です。指紋認証は画面内にあります。

POVA 4は、MediaTek Helio G99を搭載したミドルローモデルです。6.82インチHD+解像度の液晶スクリーンと6000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.7mmで重量は不明です。バッテリー容量を考慮すると薄めといってもよいかもしれません。18W充電に対応します。背面カメラは5000万画素メインと200万画素深度の2眼です。メインは実用解像度4-in-1 1250万画素でユーザーが利用可能なのはメイン1眼です。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。このモデルはステレオスピーカーと3.5mmイヤホン端子を備えます。指紋認証は側面にあるようです。筐体背面パネルはラメ入り塗装になっているので指紋が目立ちにくそうです。チップセットの性能はミドルロー帯ですが、全体的なスペックはエントリー帯寄りです。

POVA 4 Proは、MediaTek Helio G99を搭載したミドルローモデルです。6.66インチFHD+解像度のOLEDスクリーンと6000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は9.2mmで重量は不明です。POVO 4バニラモデルより0.5mm厚めになっています。45W充電に対応し10Wの給電が可能です。背面カメラは5000万画素メインと200万画素深度の2眼です。メインは実用解像度4-in-1 1250万画素でユーザーが利用可能なのはメイン1眼です。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。このモデルはステレオスピーカーと3.5mmイヤホン端子を備えます。指紋認証は側面にあるようです。筐体背面パネルはラメ入り塗装になっているので指紋が目立ちにくそうです。POVO 4バニラモデルと筐体デサインを共有しますが筐体サイズと多くのスペックが異なります。カメラはPOVO 4バニラモデルと同じで貧弱な構成ですが、それ以外はミドルロー帯としては豪華寄りになっています。

POVA Neo 2はMediaTek Helio G85を搭載したエントリーモデルです。4GB/6GBメモリと64GB/128GBストレージの組み合わせがあり、microSDカードにより外部ストレージを追加できます。6.82インチHD+解像度
の液晶スクリーンと7000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体の厚みは9.63mmです。重量は公表されていません。18W充電に対応します。背面カメラは1600万画素メインと200万画素と思われる深度の2眼があり、ユーザーが利用できるのはメイン1眼です。セルフィーは3200万画素デスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあります。大容量パッテリー重視の方にとっては選択肢になるでしょうが重そうです。

POVA Neo 5Gは、MediaTek Dimensity 810を搭載した5G対応ミドルローモデルです。4GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあります。ストレージから最大3GBを仮想拡張メモリとして流用できます。
フリレッシュレート120Hzに対応するFHD+解像度の液晶スクリーンと6000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は9.47mmのやや厚め、重量は不明です。18W充電に対応します。背面カメラは5000万画素メインと解像度不明のAIカメラがあります。ユーザーが使用できるのはメイン1眼です。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあります。ステレオスピーカーと3.5mmオーディオ端子を搭載しています。

POP 6 ProはMediaTek Helio A22を搭載したAndroid 12ベースのAndroid Goモデルです。2GBメモリと32GBストレージの組み合わせです。フルAndroidであれば少なすぎる容量ですがAndroid Goではよくある容量です。6.6インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhのバッテリーを搭載して筐体は8.75mmの普通の厚みです。重量は不明です。充電端子はmicroUSBで10Wまでの充電に対応します。背面カメラは800万画素でセルフィーは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面にあります。筐体はOPPOのような背面パネルとカメラアイランドのデザインで背面パネルには模様を付けることで指紋が目立たないようになっているようです。スペックはAndroid Goモデルの中でも最下位グレードのものですが安価であることが期待されます。

Tecno Camon 19 Pro Mondrianは、MediaTek Helio G96を搭載したミドルローモデルです。8GBの物理メモリとストレージから最大5GBを流用した仮想拡張メモリを追加して名目13GBのメモリを利用可能です。ストレージは128GBの1バリアントがあります。6.8インチFHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚みは8.58mmで普通です。本体重量はTecno恒例で公表されていません。背面カメラは6400万画素メインと5000万画素ポートレート,200万画素深度の3眼があり、メインは光学手ブレ補正が撮影を補助します。5000万画素ポートレートには2倍光学望遠があるようです。めずらしい構成といえます。セルフィーは3200万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。最大33W充電に対応するので充電で長く待たされないでしょう。このモデルは背面パネルに日光が当たるとことで色が変わる特殊な塗装になっています。光に当たらなければ全面白1色になるようです。特別版であることからCamon 19 Pro (4G)モデルとは別モデルとして扱っていますが、背面パネル以外はCamon 19 Pro (4G)と変わらず実際にはカラーバリアントの1つといえます。

SPARK 9T (インド向け)は、MediaTek Helio G35を搭載したエントリーモデルです。4GBメモリと64GBのストレージの組み合わせがあります。6.6インチFHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体の厚みは8.85mmとやや薄めです。本体重量はTecno恒例で公表されていません。18W充電に対応しているということになっていますが、公開されている筐体画像ではUSBポートはmicro USBになっているので矛盾しています。とはいえ、一時期vivoが下位モデルで採用していたようにmicro USBでも独自に18W充電に対応させることは可能です。背面カメラは5000万画素メインと200万画素のボケ(深度),8万画素のAIレンズの3目構成ですがユーザーがカメラとして使用できるのはメイン1眼だけです。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。
指紋認証は側面にあります。アフリカでローンチ済みのSpark 9TはチップセットがHelio G37なので僅かにグレードダウンしています。またメモリ/ストレージ容量もインド向けは絞られています。背面カメラの構成は共通ですがセルフィーはダウングレードしています。反対にスクリーンはアフリカ向けがHD+解像度に対してインド向けはFHD+なのでアップグレードしているといって良いでしょう。筐体の背面パネルのデザインも異なりSpark 8Pと共通のようです。