narzo 50i Primeは、Unisoc T612を搭載したエントリーモデルです。このモデルは先に販売されているrealme C30のほぼ同等品でメモリ/ストレージのバリアントが強化されている他、背面パネルのデザインとカラーバリアントが異なります。メモリ3GBまたは4GBのLPDDR4x、ストレージ32GB/64GB UFS2.2の組み合わせがあります。6.5インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.5mmのやや薄め本体重量182gは普通です。Wi-Fiが2.4GHzのみの対応であることや充電ポートがmicroUSBで10Wまでの充電にしか対応しないことなどエントリー帯の中でも最下位グレードの構成です。SIMカード2枚と独立したmicroSDカードスロットがあります。背面カメラは800万画素1眼、セルフィーは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。筐体背面は指紋が目立たない工夫が施されています。

realme C30は、Unisoc T612を搭載したAndroid Goモデルです。メモリ2GBまたは3GBのLPDDR4x、ストレージ32GB UFS2.2という構成は容量こそ少ないもののヘタなエントリーに勝るかもしれません。6.5インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.5mmのやや薄め本体重量182gは普通です。Wi-Fiが2.4GHzのみの対応であることや充電ポートがmicroUSBで10Wまでの充電にしか対応しないことなどAndroid Goらしく削られた部分が見受けられます。SIMカード2枚と独立したmicroSDカードスロットがあります。背面カメラは800万画素1眼、セルフィーは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。筐体背面は縞模様で安っぽく見えない工夫が施されています。

realme Q5xは中国だけで提供されるDimensity 700を搭載した5G対応ミドルローモデルです。同じく中国で販売されているV20 5Gと同等品でメモリ/ストレージの容量が異なるバリアント的なモデルと思われます。(V20 5Gの詳細が不明なため未確認です。)
チップセットの性能はミドルロー帯ですが全体のスペックはエントリー帯のもので廉価な5Gモデルの位置づけです。6.5インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.1mmの薄さと本体重量184gのやや軽めになっています。背面パネルはアクリル樹脂+ポリカーボネートということです。表面の質感は不明です。USBポートはType-Cですが充電は10までの対応のようなので充電時間は長めだと思われます。背面カメラは1300万画素メインと30万画素深度で使えるのは1眼です。セルフィは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。高価なカメラセンサーやレンズを採用しないことで撮影機会がほとんどないユーザーにとっては廉価で購入できるメリットがあります。指紋認証は側面です。

realme V20 5Gは中国だけで提供されるDimensity 700を搭載した5G対応ミドルローモデルです。チップセットの性能はミドルロー帯ですが全体のスペックはエントリー帯のもので廉価な5Gモデルの位置づけです。6.5インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.1mmの薄さと本体重量184gのやや軽めになっています。背面パネルはアクリル樹脂+ポリカーボネートということです。表面の質感は不明です。USBポートはType-Cですが充電は10までの対応のようなので充電時間は長めだと思われます。背面カメラは1300万画素メインと30万画素深度で使えるのは1眼です。セルフィは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。高価なカメラセンサーやレンズを採用しないことで撮影機会がほとんどないユーザーにとっては廉価で購入できるメリットがあります。指紋認証は側面です。このモデルは販売チャネルが限られるようです。

realme GT Neo 3Tは、Snapdragon 870を搭載したミドルハイモデルです。6.62インチのOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.65mm,本体重量194.5gでOLEDパネル搭載モデルとしてはやや重めです。この重量は背面パネル素材によるものでしょう。背面の質感は不明ですが黄色カラーバリアントの市松模様は好みが分かれるところかもしれません。カメラは背面に6400万画素メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼で実質的に使えるのは4-in1の1600万画素モードのメイン1眼、セルフィーは1600万画素でスクリーン左上のパンチホールにあります。80Wの高速充電に対応します。指紋認証は画面内です。このモデルは中国で販売中のQ5 Proのほぼ同等品でNFC対応です。

Mediatek Dimensity 920を搭載した5G対応のミドルローモデルです。6.4インチFHD+解像度のOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.0mmの薄さと181gの軽さです。narzo 50バニラモデルより僅かに小さくやや軽めです。背面カメラは4800万画素(4-in-1 1200万画素)メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼ですがメイン以外はあまり使い勝手の良い構成ではありません。解像度が低すぎて使いものにならない広角や画質が荒いマクロを搭載する無駄を省いてメイン重視の2眼にしたnarzo 50バニラモデルの方が潔くてよかったかもしれません。セルフィーは1600万画素でスクリーン左上隅のパンチホールにあります。narzo 50バニラモデルはエントリー帯なみの800万画素だったので普通になったといえるかもしれません。33Wの高速充電に対応するので充電待ちが長くなることはなさそうです。指紋認証はnarzo 50バニラモデルとはことなり画面内にあります。Bluetoothは5.2までの対応しています。

Mediatek Dimensity 810を搭載した5G対応のミドルローモデルです。既に販売されているHelio G96搭載のnarzo50 (4G)とは筐体デザインやスペックとも大きく異なる全くの別モデルです。6.6インチFHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.1mmの薄さと190gの普通の重さです。背面カメラは4800万画素(4-in-1 1200万画素)メイン,200万画素モノクロポートレートの2眼で実質1眼です。解像度が低すぎて使いものにならない広角や画質が荒いマクロを搭載する無駄を省いてメイン重視の2眼にしたのはスペック表が寂しいだけで実用上は正しい選択だと思われます。セルフィーは800万画素でエントリー帯に近いかもしれません。33Wの高速充電や側面指紋認証に対応するなどミドルロー帯らしい構成です。Bluetoothは最新の5.3まで対応しています。無駄なカメラを省くなどコストカットされている部分があることから安価であることを期待します。

Snapdragon 695を搭載した5G対応ミドルローモデルです。3月にインドでローンチ済みのDimensity 810を搭載したDrealme 9 5Gとはカラーバリアントは同じですが筐体サイズや筐体デザインを含め特にカメラ周りが異なるモデルです。6.6インチのFHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚8.5mmの薄さと本体重量191gの普通の重さです。背面には5000万画素メイン200万画素マクロ,200万画素モノクロ深度の3眼ありますが、200万画素マクロはあまり使い途がないので実質的には1眼とです。セルフィーは2022年前半にミドルロー帯定番の1600万画素です。18W充電に対応します。指紋認証は側面です。インド向けrealme 9 5Gと同じく大きな特徴はありませんがコスパ重視の方に受けるスペックです。

Snapdragon 695を搭載した5G対応ミドルローモデルです。6.6インチの液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.5mmで液晶パネル搭載モデルとしては薄め、本体重量195gで普通です。カメラは背面に5000万画素メイン,200万画素モノクロ,200万画素マクロの3眼、セルフィー1600万画素でスクリーン左上のパンチホールにあります。背面カメラは実質メイン1眼と思ったほうが良さそうです。ミドルロー帯としては非常に高速な60W充電に対応しています。充電器は最大65W対応のものが付属します。指紋認証は側面です。ミドルロー帯のモデルとしては魅力の高いスペックなので価格次第では人気が出そうです。

Qualcomm Snapdragon 870を搭載した5G対応ミドルハイモデルです。6.62インチのOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.65mm,本体重量194.5gでOLEDパネル搭載モデルとしてはやや重めです。この重量は背面パネル素材によるものでしょう。背面の質感は不明ですが市松模様は好みが分かれるところかもしれません。カメラは背面に6400万画素メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼で実質的に使えるのは4-in1の1600万画素モードのメイン1眼、セルフィーは1600万画素でスクリーン左上のパンチホールにあります。80Wの高速充電に対応します。指紋認証は画面内です。