ミドルロー帯の中では高速なHelio G95を搭載した充実スペックのモデルです。カーボンファイバー冷却システムによりゲームに対応する冷却力を有します。高速な65W SuperDart充電に対応しています。3カードスロット搭載です。Android 11とrealme UI2.0対応ということになっていますが、暫くはAndroid 10とrealme UIを搭載しての販売となります。

Snapdragon 665を搭載したミドルローモデルです。5000mAhの大容量バッテリーや3スロットなどミドルローモデルで抑えていて欲しいスペックになっています。カメラはリアメインが1200万画素でスペックの数値的には弱いのですが、4 in 1の4800万画素と実効解像度は同じです。コストカットのためかエントリーグレードっぽい雰囲気はありますが、必要十分で価格次第では良い選択肢になるでしょう。

Helio G85を搭載したミドルローモデルです。スクリーンがHD+で背面指紋認証というあたりはエントリー帯っぽい印象です。6000mAhの大容量バッテリーを搭載して重量が200gをわずかに超える程度で見方によっては軽量といえます。一応Android 11とrealmeUI 2.0対応ということになっていますが、暫くはAndroid 10とreameUIを搭載しての販売となります。

Snapdragon 460を搭載したエントリーモデルです。HD+スクリーンや背面指紋認証はエントリー帯らしいですが、メモリー6GB、ストレージ128GB、18W充電、5000mAhバッテリーなどミドル帯に負けないスペックもあります。カメラはリアメインが1300万画素ですが、4 in 1の4800万画素より実効解像度で勝っていると見ることもできます。実用では十分すぎるでしょう。

IPSスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載している割に僅か188gという軽量なミデルローモデルです。6400万画素リアカメラ、メモリ8GBなどミドルローモデルとしては上位モデルかと思いきや、スクリーンがHD+解像度であったり背面指紋認証などチグハグな印象です。

このモデルは「プロ版」ということになっていますが、同日リリースのミドルローモデルの無印版より多くの点で劣化モデルになっている疑いがあります。SoCの性能、バッテリー容量、リアメインカメラのセンサー、OLEDスクリーン、画面内指紋認証。何故か無印版モデルの方が高スペックまたは使いやすいものになっています。Pro版の方が優れるのはフロントカメラのセンサーと急速充電くらいでしょうか。価格差を考えるとこの差別化はあまり納得できるものではありません。

最新SoCのHelio95Gを搭載した最初のモデルです。ミドルハイに迫る性能と充実したスペックです。リアのメインカメラは6400万画素センサーですが、IMX686は4倍盛りスペックなので実質1600万画素でフロントカメラとほぼ同じです。

5G対応のミドルローモデルですが、カメラとスクリーンはエントリーモデルに近いものになっています。他にも幾つかコストカットのために普通のミドルローモデルより削られたスペックになっています。5G対応でどうしても1000元以下(1万円後半台)の価格を実現したく、そのために他のスペックを犠牲にしたという偏った内容に見えます。ただ、今後はエントリーモデルに近い5G対応モデルは増えると思われ、このモデルはその先駆けと言えるでしょう。

新しいSoCのDimensity 800Uを搭載した5G対応ミドルハイモデルです。これまで4Gミドルロー帯モデルで行われていた激烈なコストパフォーマンスモデル戦争に価格そのまま5G対応モデルを突っ込んできた形です。もちろん、この価格にするためには、スペックからは大幅に実解像度の劣るPentileのAMOLEDのスクリーンや6400万画素と称する実効1600万画素カメラを搭載するなどスペック表には現れないコストカットが行われています。しかし、それでも十分すぎる魅力のあるモデルと言えるでしょう。

Realme X7のSoCを強化変更したハイエンドモデルです。SoC以外にも多くの差別化か行われているためX7との価格差を考えるとX7 Proの方がコストパフォーマンスが良く、ハイエンドモデルとしては破格の安さかもしれません。強力なSoC用に冷却性能が強化されていますが、薄さと軽さを保っています。Pentileの偽解像度AMOLEDスクリーンという点が残念ですが、それを除けば文句なしに素晴らしいモデルです。