iQOO Neo7 竞速版 (Racing Edition)は、Snapdragon 8+ Gen 1を搭載したハイエンドモデルです。8GB/12GB/16GB　LPDDR5メモリと256GB/512GB UFS 3.1ストレージの組み合わせがあります。6.78インチOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.5/8.85mmの普通の厚みで重量は197/202gの重めです。冷却システムが強化されているにしても重めです。120Wの超高速充電に対応します。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メイン, 800万画素広角, 200万画素マクロの3眼があります。メインは1/1.57インチ相当の大型センサーで光学手ブレ補正が撮影をサポートします。広角とマクロはあまり使い途がないでしょう。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は画面内にあります。独立ディスプレイチップPro+が搭載されているということが謳われています。

iQOO Neo7 SEは、このモデルと同日発表の最新チップMediaTek Dimensity 8200を搭載した準フラグシップモデルです。8GB/12GB/16GB LPDDR5メモリと128GB/256GB/512GB UFS3.1ストレージの組み合わせがあります。メモリ/ストレージ共に高速です。120Hzの高速な6.78インチのOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.58mmの普通の厚みで193gの普通の重さです。Neo7バニラモデルより4,9g軽くなっています。最大120Wの超高速充電に対応します。背面カメラは6400万画素(4-in-1 1600万画素)メイン,200万ポートレート,200万画素マクロで構成としてはミドルロー帯と同等かエントリーに近いものです。メインには光学手ブレ補正補正があり撮影を補助します。これはNeo7バニラモデルには無いものです。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。MediaTekの新しいチップセットなのでWi-Fi, Bluetoothは最新のものに対応しています。Neo7バニラモデルより処理性能は劣りますが共有するスペックは多くハイエンド帯のモデルとしてはお買い得感が高いことが期待されます。指紋認証は画面内です。vivo(iQOO)らしい筐体デザインです。

iQOO 11 Proは、最新の高性能チップセットSnapdragon 8 Gen 2を搭載したハイエンドモデルです。8GB/12GB/16GBメモリと256GB/512GBストレージの組み合わせがあります。メモリはLPDDR5x,ストレージはスマートフォンでは最速のUFS 4.0の高速な組み合わせです。iQOO 11バニラモデルとは異なりUFS 3.1を搭載したバリアントはありません。6.78インチのWQHD+解像度のOLEDスクリーンと4700mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.89,9.10mmの普通の厚みと210.5,213gの重めです。iQOO 11バニラモデルよりバッテリー容量が6%減少しているにも関わらず筐体が厚く重くなっています。
120Wの超高速充電と最大50Wまでのワイヤレス充電に対応します。背面カメラは5000万画素,5000万画素広角マクロ,1300万画素ポートレートの3眼でメインには光学手ブレ補正があり撮影を補助します。背面カメラはiQOO 11バラセモデルから大幅に強化されています。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。Wi-Fi 6, Bluetooth 5.3に対応します。指紋認証は画面内です。画質は不明ですがカメラ重視のフラグシップモデルといえます。

iQOO 11は、最新の高性能チップセットSnapdragon 8 Gen 2を搭載したハイエンドモデルです。8GB/12GB/16GBメモリと128GB/256GB/512GBストレージの組み合わせがあります。メモリはLPDDR5x,ストレージはスマートフォンでは最速のUFS 4.0の高速な組み合わせです。なお、8GB + 128GB 版は UFS 3.1です。6.78インチのWQHD+解像度のOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.40,8.72mmの普通の厚みと205,208gの重めです。120Wの超高速充電に対応します。背面カメラは5000万画素,1300万画素ポートレート,800万画素広角の3眼でメインには光学手ブレ補正があり撮影を補助します。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。Wi-Fi 6, Bluetooth 5.3に対応します。指紋認証は画面内です。ハイエンドモデルですが、高速充電対応と高速で高解像度のスクリーンを搭載している点以外は大きな特徴はないといえるでしょう。

iQOO Neo7は、MediaTek Dimensity 9000+を搭載したハイエンドモデルです。8GB/12GB LPDDR5メモリと128GB/256GB/512GB UFS3.1ストレージの組み合わせがあります。メモリ/ストレージ共に高速です。120Hzの高速な6.78インチのOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.5, 8.85mmの普通の厚みで202g, 197gの重めです。OLEDスクリーン搭載モデルとしては重いといえます。120Wの超高速充電に対応します。重さの原因となりうる背面パネルの素材や冷却システムは不明です。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メイン,800万画素広角,200万画素マクロで構成としてはミドルロー帯と同等かエントリーに近いものです。光学手ブレ補正などもないのでカメラ重視モデルではありません。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。MediaTekの新しいチップセットなのでWi-Fi, Bluetoothは最新のものに対応しています。フラグシップ級のハイエンドモデルとしては安価であることが期待されます。指紋認証は画面内です。vivo(iQOO)らしい筐体デザインです。最新のAndroid 13でのローンチとなりました。前モデルのSnapdragon 8 Gen 1搭載iQoo Neo6からは順当に性能が強化された期待通りのモデルといえます。

iQOO Z6 Lite 5Gは、新しいチップセットSnapdragon 4 Gen 1を搭載した5G対応ミドルローモデルです。このチップセットはSnapdragon 4系と侮るべきではなく従来のSnapdragon 7xx系後半番台並みの性能です。4GB/6GBメモリと64GB/128GBストレージの組み合わせがあります。SIMカード1枚と排他になりますがmicroSDカードによる外部ストレージを追加可能です。120Hzのリフレッシュレートに対応する6.58インチ液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.25mmの薄めで194gの普通〜やや重めです。最大18Wの充電に対応しますが充電器は別売りです。特定の条件が満たされれば無料で充電器を得られる場合があるようです。背面カメラは5000万画素メイン,200万画素マクロの2眼で、メインの4-in-1 1250万画素が実用解像度です。200万画素マクロは出番が無いでしょうから実質1眼と考えるのが良さそうです。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。リア/フロント共にカメラはエントリー帯並みの構成といえます。処理性能は高いもののコストカットされた部分が多いようで処理性能の割には安価であることが期待されます。

iQOO Z6xはMediaTek Dimensity 810を搭載した5G対応ミドルローモデルです。6GB/8GBメモリと128GB/256GBストレージの組み合わせがあります。6.58インチの液晶スクリーンと6000mAhの大容量バッテリーを搭載します。44Wの高速充電に対応します。背面カメラは5000万画素メイン,200万画素マクロの2眼、セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。Bluetoothはバージョン5.1に対応しオーディオコーデックはaptX HD, aptX Adaptive, LDACのような高品質オーディオ対応になっています。指紋認証は側面にあります。このモデルはローンチ前にはvivo T2x 5Gと同等スペックであるという噂がありましたが、チップセット違いでセルフィーが1600万画素から800万画素に低下、NFC非対応、Android 11などスペックダウンしています。他のある程度多くのスペックと筐体デザインは共有します。

iQOO Z6の中国向けモデルはSnapdragon 778G+を搭載した5G対応ミドルローモデルです。8GB/12GBメモリと128GB/256GBストレージの組み合わせがあります。LPDDR5メモリとUFS 3.1のストレージは共に高速です。6.6インチの液晶スクリーンと4500mAhバッテリーを搭載して筐体は8.6mmの普通の厚みで195gのやや重めです。ミドルロー帯としては珍しく80Wの高速充電に対応します。背面カメラは6400万画素メイン,200万画素マクロ,200万画素深度の3眼でユーザーが利用可能なカメラは2眼、200万画素マクロは使い途がほぼ無いことを考えると実用は4-in-1 1600万画素メイン1眼です。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。カメラ構成は全体的に貧弱といえます。このモデルには根強い需要のある3.5mmオーディオ端子がUSB充電端子の近くにあります。Bluetoothはバージョン5.2に対応しオーディオコーデックはaptX HD, aptX Adaptive, LDACのような高品質オーディオ対応になっています。指紋認証は側面にあります。

iQOO 9TはSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したハイエンドモデルです。このモデルは中国で販売されているiQOO 10のほぼ同等品です。LPDDR5 8GB/12GBメモリとUFS 3.1の128GB/256GBGBストレージの組み合わせがあります。6.78インチのOLEDスクリーンと4700mAhのバッテリーを搭載して筐体は8.37〜8.46mmのやや薄め、206〜207gの重めです。背面カメラは5000万画素メイン,1300万画素広角マクロ,1200万画素ポートレート(望遠)の3眼があります。広角マクロは良さそうです。メインは光学手ブレ補正が撮影を補助します。セルフィは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は画面内です。Bluetoothはメーカーのスペック表には5.2と書かれています。同等品のiQOO 10は最新の5.3に対応しています。

iQOO 10 ProはSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したハイエンドモデルです。LPDDR5 8GB/12GBメモリとUFS 3.1の256GB/256GBストレージの組み合わせがあります。iQOO 10バニラモデルにある128GBストレージバリアントはありません。6.78インチ超高解像度QHD+のOLEDスクリーンと4700mAhのバッテリーを搭載して筐体は9.49mmのやや厚め、215.4〜216.2gの重めです。iQOO 10バニラモデルより1mm以上厚く10g以上重くなっています。背面カメラは5000万画素メイン,5000万画素広角マクロ,1460万画素ポートレート望遠の3眼があります。広角マクロは魚眼タイプの超広角、ポートレート望遠は光学3倍望遠です。メインとポートレート望遠はは光学手ブレ補正が撮影を補助します。セルフィは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は画面内です。この画面内指紋認証は超音波式の大型センサーで認証成功率が上がっているようです。Bluetoothは最新の5.3に対応しています。有線充電は最大200Wの超高速で50Wまでのワイヤレス充電にも対応します。