HONOR 80 GT 5Gは、Snapdragon 8+ Gen 1を搭載したハイエンドモデルです。12GB/16GBメモリと256GBストレージの組み合わせがあります。6.67インチOLEDスクリーンと4800mAhのバッテリーを搭載して筐体は7.9mmの薄めで187gまたは195gの普通の重さです。最大66Wの高速充電に対応しますが最近のハイエンドモデルとしてはやや見劣りします。
背面カメラは5400万画素メイン, 800万画素広角, 200万画素マクロの3眼があります。メインのSONY IMX800センサーは1/1.49インチ相当の大型センサーで良い写真が撮れそうですが、広角とマクロはミドルロー帯の構成並みであまり期待できません。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。パンチホールの口径が小さいことから小型センサーを搭載していそうで画質には期待できません。指紋認証は画面内にあります。ミドル帯のモデルのような地味な筐体で華やかなスペックはありませんがハイエンドモデルとしてはやや安価であることが期待されます。

HONOR X5は、MediaTek Helio G25を搭載したAndroid Goモデルです。2GBメモリと32GBストレージの組み合わせがあり、microSDカードにより1TBまでの外部ストレージを追加可能です。6.5インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は9mmの普通の厚みで193gの普通〜やや重めです。ローエンドモデルとしては重めかもしれません。背面カメラは800万画素1眼、セルフィーは500万画素でスクリーン中央丈夫の水滴型ノッチにあります。非常に貧弱なカメラ構成ですが撮影した写真をスクリーンで見るだけのライトユーザーなら十分ですしAndroid Goモデルとしては普通です。指紋認証はありませんが顔認証には対応します。アメリカで120ドルでの販売が行われるとのことでとても安価です。

HONOR 80 SEは、MediaTek Dimensity 900を搭載した5G対応ミドルローモデルです。8GB/12GBメモリと256GBストレージの組み合わせがあります。120Hzの高速な6.67インチのOLEDスクリーンと4600mAhのバッテリーを搭載して筐体は7.7mmの薄めで175gの軽さです。最大66Wの高速充電に対応します。6400万画素(実用解像度4-in-1 1600万画素)メイン,500万画素広角,200万画素マクロの3眼ありますが広角とマクロは使い物にならなさそうです。セルフィーは3200万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は画面内にあります。最も廉価な部類の5Gモデルに搭載されるDimensity 700よりわずかに高性能なチップセットを搭載していますが、スクリーンと高速充電以外は廉価な5Gモデルと同様のスペックといえます。

HONOR 80 Proは、Snapdragon 8+ Gen 1を搭載したハイエンドモデルです。8GB/12GBメモリと256GB/512GBストレージの組み合わせがあります。6.78インチOLEDスクリーンと4800mAhバッテリーを搭載して筐体は7.8mmの薄めで188gの普通の重さです。これはHonor 80バニラモデルより0.1mm厚く8g重めです。最大66Wの高速充電に対応します。背面カメラは1億6000万画素メイン,5000万画素の広角マクロ,200万画素深度の3眼、セルフィーは5000万画素,200万画素深度の2眼でスクリーン中央上部の横長タイプのパンチホールにあります。リアの5000万画素(実用1250万画素)の広角マクロはバニラモデルの800万画素広角+200万画素マクロと異なり使い勝手が良さそうです。指紋認証は画面内にあります。 水色のカラーバリアントは波模様がありますが主張が強めなので好みが分かれそうです。Honor 80バニラモデルの背面カメラアイランドは「8」の字をモチーフにしているようですが、このProモデルは縦にした「∞」マークをモチーフにしているようです。

HONOR 80は、Snapdragon 782Gを搭載した5G対応のミドルローモデルです。8GB/12GBメモリと256GB/512GBストレージの組み合わせがあります。6.67インチのOLEDスクリーンと4800mAhバッテリーを搭載して筐体は7.7mmの薄さで180gの軽めです。最大66Wの高速充電に対応します。背面カメラは1億6000万画素メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼、セルフィーは3200万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。リアメインの画素数の数値は目立ちますが実用解像度で考えるとあまり撮影向きの構成ではないようです。指紋認証は画面内にあります。
水色のカラーバリアントは波模様がありますが主張が強めです。

Magic Vsは、Snapdragon 8+ Gen 1を搭載した横開きの折りたたみ型ハイエンドモデルです。8GB/12GBメモリと256GB/256GBストレージの組み合わせがあります。折りたたみ時に内側になる7.9インチメイン画面(2272x1984)と外表紙に相当する6.45インチ外画面(2560x1080)の2画面があります。展開時は6.1mm、折り畳み時は12.9mmの薄さ、横開きなので長いヒンジがあることもあり重量は261gのかなりの重さです。バッテリーは5000mAhで最大66Wの高速充電に対応します。背面カメラは5000万画素メイン,5000万画素広角マクロ,800万画素光学3倍望遠の3眼があります。この構成は使い勝手がとても良さそうです。望遠には光学手ブレ補正があり撮影を補助します。他社を含め全ての望遠には光学手ブレ補正を付けて欲しいところです。セルフィーは1600万画素で内画面の右側中央上部のパンチホールにあります。つまりセルフィーは折りたたみを展開した状態で使用することになります。指紋認証は側面にあります。

HONOR Play 30M 5Gは、Snapdragon 480+を搭載した5G対応のミドルローモデルです。6GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあります。6.5インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.68mmの普通の厚みで194gのやや重めです。充電端子はType-Cですが10Wまでの充電対応なので充電待ち時間時間は長くなります。背面カメラは1300万画素メイン,200万画素深度の2眼、セルフィーは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面にあります。5G対応のミドルロー帯のチップセットを搭載してはいますが全体的にエントリー帯の構成といえます。5G対応モデルとしては最も安価な1モデルであることが期待されます。不思議なことにAndroid 11でローンチされています。

HONOR Play 40 Plusは、MediaTek Dimensity 700を搭載した5G対応のミドルローモデルです。6GB/8GBメモリと128GB/256GBストレージの組み合わせがあり、ストレージから最大5GBを仮想拡張メモリを流用できます。6.74インチHD+解像度の液晶スクリーンと6000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.27mmの薄めで196gのやや重めです。バッテリー容量を考慮すると重くはありません。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メイン, 200万画素深度の2眼でユーザーが利用できるのはメイン1眼です。セルフィーは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面にあります。チップセットはミドルロー帯ですが全体的な構成はエントリー寄り或いはエントリー並みです。5G対応モデルとしては最安価な部類になりそうです。

Honor X40 GTは、Snapdragon 888を搭載したハイエンドモデルです。8GB/12GBメモリと256GBストレージの組み合わせがあります。6.81インチの液晶スクリーンと4800mAhバッテリーを搭載して筐体は8.45mmのやや薄めで200gの重めです。66Wの高速充電に対応します。背面カメラは5000万画素メイン,200万画素マクロ,200万画素深度の3眼ですが200万画素マクロはメイン等倍の方が綺麗な可能性があるので実質4-in-1 1250万画素メインの1眼と思った方が良さそうです。背面パネルは大型のカメラアイランドが強調されたデザインですがカメラ強化モデルではありません。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあります。このモデルは2022年6月下旬から提供の始まった中国広電の5Gに対応することが明示されています。

Play 6C 5Gは、Snapdragon 480+を搭載した5G対応ミドルローです。6GB/8GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあります。またmicroSDカードで外部ストレージを追加可能です。ただし、nanoSIMカード1枚とmicroSDカードは排他です。6.5
インチ液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.68mmの普通の厚みと194gのやや重めです。22.5W充電に対応します。背面カメラは1300万画素1眼です。セルフィーは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面にあります。センサーはジャイロが省かれているようです。チップセットの性能はミドルロー帯ですが全体的なスペックはエントリー帯といえます。5G対応モデルとしては安価であることが期待されます。