HONOR Play 7Tは、新しいチップセットDimensity 6020を搭載した5G対応のミドルローモデルです。(2023.Q2基準ではエントリー帯)このDimensity 6020はDimensity 700のスペックをほぼそのままで省電力かつ性能は微増になったものです。8GBメモリと128GB/256GBストレージの組み合わせがあります。メモリカードによる外部ストレージには対応しないようです。6.74インチHD+解像度の液晶スクリーンと6000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.27mmの薄めで196gのやや重めです。バッテリー容量と構成を考慮すると軽めといってもよいでしょう。やや高速な22.5W充電に対応します。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メイン,200万画素補助カメラの2眼があります。セルフィーは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。撮影向けとはいえませんがエントリー帯としては十分な構成です。指紋認証は側面にあります。筐体は安っぽさが抑えられているのでライトユーザーにとって買いやすいモデルといえます。

HONOR 70 Lite 5Gは、Snapdragon 480+を搭載した5G対応のミドルローモデルです。6.5インチHD+解像度の液晶スクリーンと 5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.68mmの普通の厚みと194gのやや重めです。22.5W充電に対応します。背面カメラは5000万画素メイン,200万画素深度、200万画素マクロの3眼、セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。側面指紋認証があります。2023年春モデルですがAndroid 12とMagic UI 6.1の古い組み合わせでローンチされます。
このモデルは背面カメラを微調整した以外はHONOR X8 5Gと多くのスペックと筐体デザインを共有します。OSが古いことからもリバイバルモデルといえます。

HONOR Magic5 Ultimate Editionは、Snapdragon 8 Gen 2を搭載したハイエンドモデルです。16GBメモリと512GBストレージの組み合わせがあります。6.81インチの2848 x 1312 dot解像度のOLEDスクリーンと5450mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.8mmの普通の厚みで217gの重さです。最大66Wの有線高速充電と最大50Wのワイヤレス充電に対応します。背面カメラは5000万画素トリプルカメラでメイン,広角,望遠です。3.5倍光学望遠は光学手ブレ補正が撮影を補助します。セルフィーの1200万画素メインはMagic5バニラモデルと同じですが、このProモデルは3D補助カメラが追加されてスクリーン左上の横長パンチホールにあります。指紋認証は画面内にあります。スマートフォンとしては実用的な多眼カメラで撮影重視の方にとっては有力な選択肢になりそうです。IP68の防塵防水に対応しますが、高価なハイエンドモデルをお風呂に持って入るというのは避けた方が良さそうです。Magic5 Proモデルとはメモリバリアントとカラーバリアントとバッテリー容量が異なるようですが多くのスペックは共有するようです。革風の背面パネルは高級感は高めですがかわいくはないかもしれません。

HONOR Magic5は、Snapdragon 8 Gen 2を搭載したハイエンドモデルです。12GBメモリと512GBストレージの組み合わせがあります。6.81インチの2848 x 1312 dot解像度のOLEDスクリーンと5100mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.8mmの普通の厚みで219gの重さです。最大66Wの有線高速充電と最大50Wのワイヤレス充電に対応します。背面カメラは5000万画素トリプルカメラでメイン,広角,望遠です。3.5倍光学望遠は光学手ブレ補正が撮影を補助します。セルフィーの1200万画素メインはMagic5バニラモデルと同じですが、このProモデルは3D補助カメラが追加されてスクリーン左上の横長パンチホールにあります。指紋認証は画面内にあります。スマートフォンとしては実用的な多眼カメラで撮影重視の方にとっては有力な選択肢になりそうです。IP68の防塵防水に対応しますが、高価なハイエンドモデルをお風呂に持って入るというのは避けた方が良さそうです。

HONOR Magic5は、Snapdragon 8 Gen 2を搭載したハイエンドモデルです。12GBメモリと256GBストレージの組み合わせがあります。6.73インチの2688 x 1224 dot解像度のOLEDスクリーンと5100mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は7.8mmの薄めで191gの普通の重さです。最大66Wの高速充電に対応します。背面カメラは5400万画素メイン,5000万画素広角マクロ,3200万画素2.5倍光学望遠の3眼があります。望遠は光学手ブレ補正が撮影を補助します。セルフィーは1200万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は画面内にあります。スマートフォンとしては実用的な多眼カメラで撮影重視の方にとっては有力な選択肢になりそうです。

HONOR Magic5 Lite 5Gは、Snapdragon 695を搭載した5G対応のミドルローモデルです。6GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあります。また、ストレージから5Gを仮想拡張メモリとして流用できます。メモリカードによる外部ストレージには非対応です。120Hz対応の6.67インチOLEDスクリーンと5100mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は7.9mmの薄めで175gの軽めです。バッテリー容量を考慮するととても軽いといえます。40Wの実用的な高速充電に対応します。背面カメラは6400万画素(4-in-1 1600万画素)メイン,500万画素広角深度,200万画素マクロの3眼がありますが、メイン以外は出番がほぼ無いと思われます。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は画面内です。背面は大きなリング状のカメラアイランドが目立ちますが昨年のMagic4 Liteより落ち着いたデザインで、フロントは曲面ガラスがミドルロー帯としては高級感を高めています。昨年春モデルのMagic4 Lite 5Gモデルからチップセットは変わっておらずその他の仕様も大きくは異なりません。66W充電だったのが40W充電に弱められているのが最大の違いです。微調整して再投入したモデルといえるでしょう。そして先にローンチ済みのHONOR X9a 5Gと同等品です。

HONOR X8aは、MediaTek Helio G88を搭載したエントリーモデルです。6GB/8GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあります。6.7インチ液晶スクリーンと4500mAhバッテリーを搭載して筐体は7.5mmの薄さで179gの軽めです。22.5W充電に対応します。背面カメラは1億画素(9-in-1 1200万画素)メイン,500万画素広角深度,200万画素マクロの3眼、セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあります。このモデルはNFCありのバリアントと無しのバリアント、シングルSIMのバリアントとデュアルSIMのバリアントが存在します。筐体のデザインはX8 5Gと共有していますがリアカメラの配置は異なります。また、セルフィーも水滴型ノッチではなくパンチホールです。

HONOR X7aは、MediaTek Helio G37を搭載したエントリーモデルです。6GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあります。また、microSDカードにより1TBまでの外部ストレージを追加可能です。6.75インチHD+解像度の液晶スクリーンと6000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.27mmのやや薄めで196gの普通〜やや重めですがバッテリー容量6000mAhを考慮すれば軽めと言っても過言ではありません。22.5W充電は高速ではないものの必要十分な速度といえます。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メイン,500万画素広角,200万画素深度,200万画素マクロの4眼でエントリー帯で4眼は珍しいでしょう。ユーザーは深度以外の3眼を利用可能ですが、500万画素広角と200万画素マクロは実際には出番が無いものと思われるので広角とマクロを省いてコストカットするべきだったかもしれません。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面にあります。筐体背面パネルの質感は不明ですが、デザイン自体はミドル帯のモデルのように見えるので好むライトユーザーの方は多いかもしれません。

HONOR 80 Pro Flat Display Editionは、Snapdragon 8+ Gen 1を搭載したハイエンドモデルです。12GBメモリと256GBストレージの組み合わせがあります。6.67インチの平面OLEDスクリーンと4800mAhバッテリーを搭載して筐体は7.9mmの薄さで186/193gの普通の重さです。バッテリー容量とスクリーンの種類を考慮すると重めといってもよいかもしれません。最大66Wの高速充電に対応します。背面カメラは1億6000万画素(16-in-1 実用解像度1000万画素)メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼、セルフィーは3200万画素(4-in-1 実用解像度800万画素)でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。このカメラ構成はHONOR 80バニラモデルと同じです。リアメインの画素数の数値は目立ちますが実用解像度で考えるとあまり撮影向きの構成ではないようです。指紋認証は画面内にあります。HONOR 80 Pro Flat Displayの名前を冠しているのでHONOR 80 Proのスクリーンパネルが変更になっただけのバリアントモデルであるように思えますが、チップセットと筐体デザインはHONOR 80 Proと同じであるものの、その他のスペックはHONOR 80バニラモデルに近いです。HONOR 80バニラモデルとHONOR80 Proの中間に位置するモデルといった方が適切でしょう。

HONOR X9a 5Gは、Snapdragon 695を搭載した5G対応のミドルローモデルです。6GB/8GBメモリと128GB/256GBストレージの組み合わせがあります。120Hzの高速な6.67インチOLEDスクリーンと5100mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は7.9mmの薄めで175gの軽さです。スクリーンガラスの左右の端は曲面になった高級感のある細ベゼルです。40Wの実用的な高速充電に対応しています。背面カメラは6400万画素(4-in-1 1600万画素)メイン, 500万画素広角, 200万画素マクロの3眼があります。広角とマクロは使い途がなさそうです。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は画面内です。背面はリング状のカメラアイランドが印象的なものの全体的にすっきり落ち着いたデザインです。このX9aは、X9シリーズではなくX40 5Gと多くのスペックと筐体デザインを共有します。というか、X40 5Gのカメラ強化バリアントです。