moto g53j/g53yはSnapdragon 480+を搭載した5G対応ミドルローモデルです。4GB/8GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあり、microSDカードにより1TBまでの外部ストレージを追加可能です。6.5インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.2mmの薄めで183gのやや軽めで撥水加工になっています。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メインと200万画素マクロの2眼があります。セルフィーは中国モデルとは異なり1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。このカメラ構成はグローバル向けmoto g53とは異なり先にローンチした中国向けmoto g53と同じ構成です。指紋認証は電源ボタンの形状から側面にあるようです。背面パネルは落ち着いたデザインですが、フロントはベゼルがやや太めで高級感を損ねています。5G対応モデルとしては安価であることが期待されます。

OnePlus Nord N30 5Gは、Snapdragon 695を搭載した5G対応ミドルローモデルです。8GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあります。また、microSDカードにより外部ストレージを追加可能です。6.72インチFHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.3mmの薄めで195gのやや重めです。50Wの高速充電に対応します。背面カメラは1億画素(9-in-1 1200万画素)メイン,200万画素深度,200万画素マクロの3眼で名目1億画素は目を引きますが実際には貧弱な構成です。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあります。5G対応モデルとしては下位モデルですが安価になるかは不明です。OnePlusブランドを好む方でカメラ撮影重視でなければ選択肢になるかもしれません。このモデルはNord CE 3 Lite 5Gのほぼ同等品ですが充電速度が67Wから50Wに減じられています。米国向けモデルなので恐らくシングルSIMです。対応バンドは不明ですがNord CE 3 Lite 5Gは貧弱でした。このモデルは米国向けなので変則バンドで米国外では使えないことがあるかもしれません。

OUKITEL WP26は、MediaTek Helio P90を搭載したエントリー帯のラギッドフォンです。8GBメモリと256GBストレージの組み合わせがあります。ストレージから最大5GBを仮想拡張メモリとして流用できます。microSDカードにより外部ストレージを追加できます。6.6インチFHD+解像度の液晶スクリーンと10000mAhの超大容量バッテリーを搭載して筐体は18.4 mmの厚みです。これは普通のスマートフォンの2台分です。メーカーから重量は公表されていませんが10000mAhバッテリーを搭載したラギッドフォンは300半ば〜400g程度が多いです。背面カメラは4800万画素(4-in-1 1200万画素)メイン,2000万画素暗視,200万画素マクロの3眼、セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面にあります。全体的には大きな特徴はありませんが、背面パネルの中央に目立つ大型ライトは1200ルーメンあり、これはバイクのヘッドライト(ハロゲン灯)並みの光量です。夜間の屋外活動が多くライト重視の方にとっては他にない付加価値です。

2023年第23週のニュース 2022年6月4日 〜 2023年6月10日

vivo V29 Lite 5Gは、Snapdragon 695を搭載した5G対応のミドルローモデルです。8GB/12GBメモリと128GB/256GBストレージの組み合わせがあります。メモリカードによる外部ストレージには対応しないようです。高速な120Hzの6.78インチOLEDスクリーンと5000mAh大容量バッテリーを搭載して筐体は7.9mmの薄めで177gの軽めです。44Wの実用的な高速充電に対応します。背面パネルは樹脂ですが表面は加工により安っぽくは見えないと思われます。スクリーンガラスは左右が曲面になっていて高級感を高めています。背面カメラは6400万画素(4-in-1 1600万画素)メイン,200万画素ボケ,200万画素マクロの3眼ありますが撮影向けの構成ではなさそうです。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は画面内です。メーカー公式サイトの製品概要にはeSIMへの対応が謳われていますがスペック表には記載がないため対応の有無は不明です。

UMIDIGI G5 Mechaは、Unisoc T606を搭載したエントリー帯のややラギッドフォン風のモデルです。8GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあります。microSDカードにより1TBまでの外部ストレージを追加できます。6.6インチHD+解像度の液晶スクリーンと6000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は10mmのやや厚めで225gの重めです。IP68,IP69K,MIL-STD-810Gの防塵防水性能があります。防塵防水のややラギッドフォンっぽいモデルとしては軽いといっても良いかもしれません。USB端子はType-Cですが10Wまでの充電なので充電時間は長くなりそうです。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メイン,200万画素マクロの2眼、セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面にあります。スペックとしては低いですが安価であることが期待され本格的な防塵防水モデルを好む方には選択肢に入るかもしれません。

moto razr 40は、Snapdragon 7 Gen 1を搭載した縦折りの5G対応ミドルローモデルです。8GB/12GBメモリと128GB/256GBストレージの組み合わせがあります。メモリカードによる外部ストレージには対応していません。内側に6.9インチOLEDメインスクリーンと外側に1.5インチのOLEDサブスクリーンがあります。4200mAhのバッテリーを搭載して筐体は188.6gの普通の重さです。30W有線充電と8W/5Wのワイヤレス充電に対応します。背面カメラは6400万画素(4-in-1 1600万画素)メインと1300万画素広角マクロの2眼、セルフィーは3200万画素でメインスクリーン中央上部のパンチホールにあります。折りたたみモデルですが190gを下回り、razrシリーズではこのモデルと同日ローンチの40 Ultraに次いで2番目に軽量で、逆にバッテリー容量は過去最大です。折りたたみ時にスクリーンが折れないようヒンジ部内側に水滴型の空洞があるのでスクリーンの長寿命化に一役かっています。

moto razr 40 Ultraは、Snapdragon 8+ Gen 1を搭載した縦折りたたみ式のハイエンドモデルです。8GB/12GBメモリと256GB/512GBストレージの組み合わせがあります。メモリカードによる外部ストレージには対応していません。内側に6.9インチOLEDメインスクリーンと外側に3.6インチのOLEDサブスクリーンがあります。3800mAhの少なめのバッテリーを搭載して筐体は188.5gまたは184.5g(レッド特別版)の普通の重さです。30W有線充電と8W/5Wのワイヤレス充電に対応します。背面カメラは1200万画素メインと1300万画素広角マクロの2眼、セルフィーは3200万画素でメインスクリーン中央上部のパンチホールにあります。折りたたみモデルですが190gを下回りrazrシリーズでは過去最軽量で、逆にバッテリー容量は過去最大です。折りたたみ時にスクリーンが折れないようヒンジ部内側に水滴型の空洞があるのでスクリーンの長寿命化に一役かっています。

realme C53は、Unisoc T612を搭載したエントリーモデルです。6GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあります。ストレージから最大6GBを仮想拡張メモリとして流用できます。また、microSDカードにより2TBまで外部ストレージを追加可能です。6.74インチFHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は7.5mmの薄さで182gの軽めです。この薄さと軽さから背面パネルは樹脂製であると推測されます。指紋は目立たなさそうな加工になっています。背面カメラは5000万画素と不明のセンサーの2眼あるように見えます。セカンダリについてはメーカーが全く触れておらずエントリー帯のモデルであることからダミーカメラの可能性もあります。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面にあります。エントリー帯のチップセットとカメラを搭載したローエンドモデルですが、FHD+解像度スクリーン搭載というのがこのモデルの大きな特徴といえます。インドでローンチ済みのnarzo N53の同等品です。

vivo S17 Pro 5Gは、MediaTek Dimensity 8200を搭載したミドルハイモデルです。高速なLPDDR5の8GB/12GBメモリとUFS 3.1の256GB/512GBストレージの組み合わせがあります。6.78インチのOLEDスクリーンと4600mAhバッテリーを搭載して筐体は7.46mmの薄さで188gの普通の重さです。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メイン, 1200万画素ポートレート, 800万画素広角の3眼、5000万画素(4-in-1 1250万画素)でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。リアメインは光学手ブレ補正が撮影を補助します。指紋認証は画面内です。このS17 ProはS17eを含めたS17シリーズの4モデルでは最上位モデルです。カメラ構成はS17バニラモデル,S17tからリアのポートレートが増え、チップセット, メモリ, ストレージが高速化していますが大きくは異ならないようです。筐体デザインもカメラアイランドに1穴増えた以外はほぼ同じです。