ZTE Blade A72Sは、Unisoc T606を搭載したエントリーモデルです。3GBメモリと128GBストレージの組み合わせがあります。ストレージから最大3GBを仮想拡張メモリとして流用できます。また、microSDカードで外部ストレージを追加できます。6.75インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.6mmの普通の厚みで198gのやや重めです。22.5W充電に対応するのでUSB端子はType-Cであるかと思われますが、メーカーの販売ページのスペック表にはmicroUSBと書かれています。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メイン, 200万画素深度, 200万画素マクロの3眼、セルフィーは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証は側面です。このモデルはローエンドに近いということもありスペックは貧弱ですがライトユーザーには十分です。安価であることが期待されます。

Ulefone Power Armor X11は、MediaTek Helio A22を搭載したエントリーモデルです。4GBメモリと32GBストレージの組み合わせがあります。ストレージから4GBを仮想拡張メモリに流用できるようですが、内部ストレージの容量が極めて少ないためそのような使い方は内部ストレージの寿命を著しく短くしそうです。また、microSDカードにより256GBまでの外部ストレージを追加可能です。最近のモデルとしては内蔵ストレージが極めて少ないため外部ストレージ必須と思われますが、カードスロットは独立タイプなのでデュアルSIM運用時にも外部ストレージが利用できます。5.45インチのやや小型のHD+解像度の液晶スクリーンと8150mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は19.3mmの厚みで330gの重めです。頑強なラギッドフォンとしてはバッテリー容量は大きくありませんが重量も軽めで妥当なバランスです。背面カメラは1600万画素メインと画素数不明の深度の2眼、セルフィーは500万画素でスクリーンベゼルにあります。指紋認証は無く顔認証のみ対応します。スペックとしてはローエンドなのでラギッドフォンの中では安価であることが期待されます。

2023年第25週のニュース 2022年6月18日 〜 2023年6月24日

nubia Neo 5Gは、Unisoc T820を搭載したミドルロー帯と思われる5G対応モデルです。8GBメモリと256GBストレージの組み合わせがあります。ストレージから最大10GBを仮想拡張メモリとして流用できます。6.6インチFHD+解像度の液晶スクリーンと4500mAhのバッテリーを搭載して筐体は8mmのやや薄めです。重量は不明です。22.5Wの充電に対応します。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メインと用途不明の200万画素の2眼、セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。背面のカメラアイランドには3眼あるようにも見えますがスペック表に書かれているのは2眼だけです。
指紋認証は側面にあります。NFCはオプションであるということで一応対応するようですが不明です。

Redmi 12は、MediaTek Helio G88を搭載したエントリーモデルです。4GB/8GBメモリと128GB/256GBストレージの組み合わせがあります。エントリーモデルということもありeMMC5.1です。microSDカードにより1TBまでの外部ストレージが追加できます。6.8インチFHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.17mmのやや薄めで199gのやや重めです。背面パネルはガラスのよゔです。18Wまでの充電に対応します。背面カメラは5000万画素(4-in-1 1250万画素)メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼、セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。
指紋認証は側面です。IP53の防塵防水性能があることになっていますが、IPX3は防滴としても弱いものなので水気は厳禁です。3年ほど前のミドルロー帯モデルに近い構成ですがローエンドに近いモデルということもありセンサー類は省略されているものがあるようです。

OPPO Reno9 Aは、Snapdragon 695 5Gを搭載した5G対応のミドルローモデルです。8GBメモリと128GBストレージの組み合わせがありまい。また、microSDカードにより1TBまでの外部ストレージを追加できます。6.4インチFHD+解像度のOLEDスクリーンと4500mAhバッテリーを搭載して筐体は7.8mmのやや薄めで183gのやや軽めです。高速ではありませんが18W充電に対応します。背面カメラは4800万画素(4-in-1 1200万画素)メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼、セルフィーは1600万画素でスクリーン左上隅のパンチホールにあります。日本向けモデルということもありおサイフケータイ対応です。指紋認証は画面内です。地味なスペックですが中下位帯のモデルに求められる仕様は抑えられています。

Infinix Note 30 VIPは、MediaTek Dimensity 8050を搭載した5G対応ミドルローモデルです。Dimensity 8050はDimensity 1300相当のチップです。8GB/12GBメモリと256GBストレージの組み合わせがあります。ストレージから最大9GBを仮想拡張メモリとして流用できます。6.67インチFHD+解像度のOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.21mmのやや薄めで190gの普通の重さです。最大68W有線充電に対応します。また、メーカーのスペック表には最大50Wのワイヤレス充電に対応する旨が書かれています。(真偽不明です) 背面カメラは1億画素(9-in-1 1200万画素)メイン, 200万画素 用途不明,200万画素 マクロの3眼があり、セルフィーは3200万画素(4-in-1 800万画素)でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は画面内にあります。背面パネルのカメラアイランドが大きめのデザインですがカメラ構成は特に撮影向けではありません。その他は全体的にバランスが良さそうです。

DOOGEE V20 PROは、MediaTek Dimensity 700を搭載したミドルロー帯の5G対応ラギッドフォンです。12GBメモリと256GBストレージの組み合わせがあります。ストレージから最大8GBを仮想拡張メモリとして流用できます。大容量ストレージを搭載していますがmicroSDカードにより2TBまでの外部ストレージを追加できます。6.43インチFHD+解像度のOLEDスクリーンと6000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は14mmの厚さです。ラギッドフォンとしてはバッテリー容量が少なめということもあり本体も薄めです。重量は公開されていませんが、背面パネルにガラスが使われていることもあり、バッテリー容量の割には重めだと予想されます。背面カメラは6400万画素(4-in-1 1600万画素)メイン,2400万画素暗視,800万画素用途不明の3眼があります。また、このモデルの大きな特徴としてサーマルカメラが搭載されています。このサーマルカメラは従来のものより大幅に解像度が向上し1500万画素相当であるだけでなく測定距離も1kmであるとされています。セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。指紋認証は側面にあります。ラギッドフォンであるにも関わらず表裏の両面がガラスです。背面ガラスは滑りにくい特殊な加工が施されています。このモデルはAndroid 12でローンチされることやDimensity 6020ではなくリネーム前のDimensity 700が搭載されていることなど、2023年Q1以前にローンチされるべく準備されたものが遅れたものだと思われます。

DOOGEE S100 PROは、MediaTek Helio G99を搭載したミドルロー帯のラギッドフォンです。12GBメモリと256GBストレージの組み合わせがあります。ストレージから最大8GBを仮想拡張メモリとして流用できます。大容量ストレージを搭載していますが、メモリカードにより最大2TBまでの外部ストレージを追加できます。6.58インチFHD+解像度の液晶スクリーンと22000mAhの超大容量バッテリを搭載しています。普通のスマートフォンでは5000mAhで大容量の部類なのでその大容量の4倍以上という数値です。また、ラギッドフォンの中でも最大容量の部類です。33Wの実用的な高速充電に対応しますが、この超大容量バッテリーを充電するには時間がかかりそうです。背面カメラは1億画素(9-in-1 1200万画素)メイン,2000万画素赤外線暗視,1600万画素広角マクロの3眼があり、セルフィーは3200万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。名目1億画素リアメインは良いものではありませんが1600万画素の広角マクロは面白いかもしれません。指紋認証は側面にあります。また、このモデルは背面にV型の大型LEDライトが搭載されていてその光量(光束)は130ルーメンです。ライトのサイズの割には明るくない可能性がありますが、懐中電灯としては十分そうです。

2023年第24週のニュース 2022年6月11日 〜 2023年6月17日