UNISOC T610を搭載したエントリーモデルです。3GBメモリと32GBストレージの厳しめの構成ですがAndroid Goではなく普通のAndroid 11です。6.5インチ液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.63mm本体重量198gは普通の厚さでスペック的にはかなり重めです。この重さの原因は筐体背面パネルだと思われますが素材は不明です。背面カメラは800万画素で補助カメラ(深度)があるので外観は2眼です。セルフィーは500万画素で、スクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。エントリー帯としても寂しめのカメラ構成ですが撮影した写真を電話機のスクリーンで見るだけの方にはこれで十分です。USB-Cポートがありますが充電は10Wまでの対応のため充電待ちの時間は長めになりそうです。指紋認証はありません。安価で販売されることが期待されます。

MediaTek Helio G95を搭載したミドルローモデルです。4GBメモリ64GBストレージというやや少なめのメモリ/ストレージバリアントだけが提供されます。6.43インチのOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載し本体厚8.34mm本体重量205gで、この構成ではかなり重いといえます。この重量は筐体背面パネルの素材よるものかもしれませんが素材は不明です。背面カメラは4眼で4800万画素メイン,500万画素広角,200万画素深度,200万画素マクロで、500万画素広角や200万画素マクロは使い物にならないことが多いことから実質1眼と思った方が良さそうです。セルフィーは1600万画素です。30W充電や側面指紋認証はミドル帯らしいスペックです。

Unisoc T610を搭載したエントリーモデルです。5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚8.63mm本体重量190gです。スクリーン解像度はHD+で背面カメラが1300万画素+200万画素(深度)、セルフィーが500万画素はエントリーらしいスペックです。衛星航法システムはGPS + Beidou + Glonass + Galileo+AGPSでWi-Fi 5対応は最廉価モデルでは削られることが多いですがこのモデルは対応しています。電話メインの方にとっては良い選択肢かもしれません。

MediaTek Helio G85を搭載したミドルローモデルです。FHD+のIPSスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、本体厚8.99mm、本体重量195gはやや軽い部類でしょう。ミドルロー帯のスペックとしては他メーカーの機種と比較して不足するところはありません。

MediaTek Helio G35を搭載したエントリーモデルです。32GBストレージモデルは厳しいものがありますが64GBストレージモデルはエントリー帯としては極めて無難なスペックです。5000mAhの大容量バッテリーを搭載し本体厚8.9mm、本体重量190gは普通です。

Unisoc SC9832Aを搭載したエントリーモデルです。スクリーンには水滴型ノッチを採用し、リアカメラが2眼でメモリは3GBあるのでトレンドは抑えられています。このモデルは、Flipkartで販売されたことがあるようなので実在するようですが詳細が不明です。

Unisoc SC9863Aを搭載したエントリーモデルです。Android Go並のスペックなのでスマートフォンとしての使用を期待するべきではありません。画面のノッチはiPhoneばりに巨大なタイプです。バッテリー容量は2200mAhなので少ないですが、本体重量が138gという軽さなので持ち運びしやすいでしょう。

MediaTel MT6737を搭載したエントリーモデルです。メモリは2GBなので大きなアプリの動作は厳しいものがありますが、画面はHD+解像度なのでエントリー帯としては十分です。バッテリーは2500mAhで少し少ないものの本体重量145gという軽さを実現しています。ライトユーザーなら価格次第では選択肢に入るかもしれません。

Spreadtrum (現Unisoc)のSC7731Cを搭載したエントリーモデルです。メモリが1GBしかなくてAndroid GoではなくフルAndroid 7.0です。大きなアプリは動かず、ストレージも8GBしかないためデータ保存にはほぼ使用できないと思われます。全体的なスペックは2012年頃に日本で主力モデルだった機種に近いと思って良いでしょう。バッテリーは2400mAhという少々心許ない容量で本体重量は155gです。電話メインであれば使えなくはないかと思われますがLTE非対応です。