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OUKITEL WP13
Dimensity 700を搭載した5G対応ラギッドフォンです。5280mAhのバッテリーを搭載していて本体重量が300gとラギッドフォンとしては普通です。同時期発売のWP15は超大容量の15600mAhを搭載して本体重量が485gなので容量ほぼ3倍で普通のスマートフォン1台分重いといえます。背面カメラは4800万画素を含め3眼、セルフィーは800万画素です。 背面のカメラ群に赤外線サーマルセンサーがあり、背面カメラで撮影する要領で非接触の温度計として利用できます。(カメラ映像に温度が色違いで表示されるサーモグラフィではありません。) メモリ8GBストレージ128GBと十分に余裕のある構成、NFC対応で側面指紋認証があります。充電は18Wに対応しています。バッテリー容量が普通でよければこのモデルを、バッテリー容量重視であればWP15を選択するのが良さそうです。
OUKITEL WP15
OUKITEL WP12 Pro
OUKITEL C21 Pro
Helio A25を搭載したエントリーモデルです。普通はProモデルがバニラモデルの上位モデルですが、C21とC21 ProについてはProモデルがバニラモデルよりも大幅に下位という謎設定になっています。
SoCはバニラモデルがHelio P60でProモデルがHelio A25なので性能的には半減しています。背面カメラはバニラモデルが1600万画素を筆頭に4眼に対してこのProモデルが1200万画素を含む3眼、セルフィーはバニラモデルが2000万画素に対してProモデルが800万画素です。メーカーウェブサイトの製品紹介ページでは背面のメインカメラセンサーが2100万画素と記されていますが、センサーがSony IMX362であるとされていることから1200万画素の間違いではないかと思われます。画面はバニラモデルがFHD+に対してProモデルがHD+、充電もバニラモデルが18Wに対応しているのがProモデルでは10Wです。Bluetoothのバージョンもバニラが5.0に対してProモデルが4.2です。バッテリー容量は4000mAhで同じです。それでいて本体重量だけはバニラモデルより22gも重いということでスペックからはProモデルの優位性はどこにも見えません。筐体デザインは某フォンに似ているところがあるので好む人がいるかもしれません。
OUKITEL WP9
OUKITEL K15 Plus
MediaTek Helio A22を搭載したエントリー帯のラギッドフォンです。10000mAhの超大容量バッテリーを搭載することで、待受けだけなら774時間(32日)、連続通話68時間、音楽再生54時間、オンライン動画視聴27時間を途中給電なしで行えます。本体厚15.95mm、本体重量320gは軽量機の約2倍の重量級です。カメラは必要最低限のスペックに抑えられていますが、ラギッドフォンの本来の活躍の場を考えると高価にならないようスペックを抑えるのが筋だと思われます。
このモデルはラギッドフォンですが、防塵防水について全く触れられていません。USBポートやイヤホン端子がむき出しであることから簡略版か省かれている可能性があります。そうであるならラギッドフォンとしての魅力は低下します。しかし、安価な大容量バッテリーモデルとしての魅力は無視できません。
OUKITEL C23 Pro
このモデルは長らくメーカーからスペック詳細が発表されませんでしたが、MediaTek Helio P22を搭載したエントリーモデルであることが確認されました。6.5インチHD+解像度のスクリーン、1300万画素のリアカメラ、5000mAhの大容量バッテリー、4GB/64GBのメモリとストレージなどエントリーモデルとしては比較的充実したスペックです。ただし、ポートはMicro USBです。実売価格は安くなりそうで、特にAliExpressの11週年記念特価はUS99.99が付いています。背面カメラの構成はメーカーが詳しく紹介していますが、フロントカメラは取り付けたことすらすっかり忘れてしまったようです。販売店情報によると800万画素のOV8856とのことです。