MediaTek Helio A22を搭載したAndroid Go モデルです。既にアフリカで販売されているSmart6にはSC9863Aが搭載されていますがチップセット以外は多くのスペックを共有します。ストレージはアフリカ向けの32GBから倍増されて64GBになっています。6.6インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は8.8mmの普通の厚さで195gのやや重めになっています。背面カメラは800万画素でQVGA相当のAIレンズと呼ばれる補助カメラがあります。セルフィーは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。また、背面カメラアイランド近くには指紋認証もあります。大容量バッテリーですが充電は10Wまでの対応のため充電時間は長くなりそうです。メモリはAndroid Goらしく2GBと少なめですがメーカー(インド)のスペック表には仮想拡張メモリ対応と思われる記載があります。ただし、ストレージはeMMCなので実際に仮想拡張メモリを使用すると製品の寿命を大幅に縮めそうです。メーカーの製品紹介にはHelio A22の他にHelio A20 の記載があるためチップセット違いのバリアントが提供される可能性があります。Infinixは1つのモデル名で仕様が大きく異なるバリアントを提供することが多いメーカーです。

MediaTek Helio G35を搭載したエントリーモデルです。メモリは4GB搭載で+3GBの仮想拡張メモリが可能です。メーカーのスペック表では6GB搭載で+5GB仮想拡張メモリ可になっていますがどちらが正しいのか不明です。6.82インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.32mmのやや薄め本体重量195gのやや重めです。18W充電に対応するので充電で長く待たされることはなさそうです。背面カメラは1300万画素メイン,200万画素不明,AI Lensと呼ばれる補助カメラの3眼がありますが実質メイン1眼です。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。メーカー公開の筐体レンダリング画像では筐体パネルの質感は不明ですがデザインはエントリー帯モデルにありがちなチープなものではありません。指紋認証は背面にあります。背面指紋認証は指の当てやすさは疑問ですが認証成功率は高い方式です。メーカーのモデル一覧にはInfinix Hot 12 Play NFCというNFC対応モデルが掲載されています。スペックとモデル型番X6817を共有するのでNFC対応以外の違いはなさそうです。

Infinix Smart 6 HDは、搭載チップセット不明のAndroid Goモデルです。2GBメモリと32GBストレージの組み合わせです。microSDカードで512GBまでの外部ストレージを拡張できます。6.6インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して筐体は9mmです。重量は不明です。充電端子はmicroUSBで5Wまでの対応です。充電時間は長くなりそうです。背面カメラは800万画素1眼、セルフィーは500万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。指紋認証はありませんが顔認証には対応しています。使用の詳細は不明ですがAndroid Goモデルの中でも安価であることが期待されます。

MediaTek Helio G88を搭載したエントリーモデルです。6.7インチFHD+解像度のOLEDスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み7.9mmの薄さと本体重量185gの軽めです。33Wの高速充電に対応します。背面カメラは5000万画素メイン,200万画素不明,QVGA不明の3眼、セルフィーは1600万画素でスクリーン中央上部の水滴型ノッチにあります。
指紋認証は側面にあります。背面のカメラは貧弱ですがその他は全体的にミドルロー帯に近い構成になっています。価格次第ではライトユーザーに受けそうです。

MediaTek Helio G85を搭載したエントリーモデルです。6GBメモリとストレージから5GBの仮想拡張メモリで計11GBまで対応します。ストレージは128GBでエントリー帯としては余裕があります。6.82インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚み8.3mmの薄さと本体重量195gでやや重めです。背面カメラは1300万画素メイン,200万画素不明,補助カメラの3眼ですが実質メイン1眼と思われます。セルフィーは800万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。撮影した写真を電話機のスクリーンで観るだけなら十分な画質があります。エントリー帯ですが仮想ジャイロ以外はセンサーが省かれているようなことはなくHelio G85ならライトユーザーには必要十分でしょう。
メーカーが提供する筐体のレンダリング画像を見る限りではエントリー帯らしい貧弱な外観ではなさそうです。安価であることが期待されます。

Hot 12iは2022年3月末〜4月にかけてアジア〜アフリカにかけて販売の始まったエントリーモデルです。Infinixは同時期に異なる仕様のモデルを同じモデル名で各国/地域で販売を始めるため情報が錯綜します。このHot 12iグローバルモデルは本体背面のカメラアイランドが縦長長方形で縦に3つカメラレンズが並んだ筐体タイプで4GBメモリ+3GB仮想拡張メモリと64GBストレージを搭載したAndroid 11のスタンダードモデルです。Helio A22が搭載されていると言われていますが確認できません。Android Goやカメラアイランドが正方形のHot 12iも存在します。6.82インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚8.75mm本体重量190gです。6.82インチが正しければ液晶パネル搭載ということを考慮すると重くも軽くもありません。グローバル向け製品スペックのページには6.6インチという情報も書かれているため190gが6.6インチなのか6.82インチなのか確認できません。指紋認証は背面で10Wまでの充電に対応するなどエントリー帯らしい仕様です。充電には時間がかかるでしょう。カメラは背面に1300万画素メイン,画素数不明マクロ,画素数不明深度の3眼、セルフィーは800万画素でスクリーン上部中央の水滴型ノッチにあります。安価であることが期待されますが同名のスペック違いが多数のようなので購入の際は仕様を詳細に確認した方が良さそうです。これはInfinixの電話機全般に言えます。

Hot 11 2022はUnisoc Tiger T700を搭載したエントリーモデルです。インド向けはUnisoc Tiger T610を搭載したエントリーモデルです。このモデルはInfinixの公式サイトに掲載されないためスペックの詳細が不明な部分があります。また販売対象国/地域も不明です。パキスタンで販売されているという情報があります。Infinixなので同名モデルで多数のバリアントがあったり国/地域でスペックが異なる可能性があります。6.8インチFHD+液晶スクリーンと5000mAhバッテリーを搭載し、背面指紋認証,18W充電に対応します。背面カメラは4800万画素メインと200万画素 深度の2眼、セルフィーは800万画素でスクリーン上部中央のパンチホールにあります。インド向けは背面カメラ1300万画素メインと200万画素深度ですが、4800万画素は4-in-1の実効1200万画素なので1300万画素の方が精細な撮影が可能な場合があるかもしれません。OSはAndroid 11 + XOS7.6です。安価なエントリー帯でFHD+解像度のスクリーンの電話機を求める方には良い選択肢になりそうです。

MediaTek Helio A22を搭載したAndroid Goモデルです。メモリ2GBとストレージ32GBでAndroid Goとしても厳しめの構成です。6.6インチHD+解像度の液晶スクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚8.8mmのやや薄め,本体重量は不明です。カメラは背面に800万画素メインと補助カメラ、セルフィーは800万画素です。指紋認証は背面にあります。充電ポートはmicroUSBです。

MediaTek Dimensity 900を搭載した5G対応のミドルローモデルです。背面カメラアイランドの出っ張りデザインがOPPO Find X3シリーズによく似ています。6.78インチの液晶パネルのスクリーンと5000mAhの大容量バッテリーを搭載して本体厚8.77mm本体重量199gです。Wi-Fi6に対応しています。

Unisoc SC9863Aを搭載したAndroid Goモデルです。2GBメモリと32GBストレージなのでフルAndroidとしては非常に少ないものですがAndroid Goとしては普通です。6.52インチのHD+液晶スクリーンと6000mAhの大容量バッテリー1300万画素背面カメラと800万画素のセルフィーを搭載しています。指紋認証は背面にあり、10W充電に対応しています。(18Wという情報があり矛盾しています)