特徴
Xiaomi 12T Proは、Snapdragon 8+ Gen 1を搭載したハイエンドモデルです。。8GB/12GBのLPDDR5メモリと128GB/256GB/512GBのUFS 3.1ストレージの組み合わせがあります。6.67インチOLEDスクリーンと5000mAh大容量バッテリーを搭載して筐体は8.6mmのやや薄めで背面パネルの素材は不明ですが205gの重さです。最大120Wの高速充電に対応するため冷却力が強化されていてこれが重量に影響している可能性があります。付属充電器は最大120Wの充電に対応するので別の充電器を用意することなく120Wで電話機を充電可能です。背面カメラは2億画素メイン,800万画素広角,200万画素マクロの3眼です。名目2億画素のメインセンサーはSumsungのHP1と思われます。このセンサーは実用解像度が4-in-1の5000万画素または16-in-1の1250万画素を選ぶことができますがスマートフォンの搭載例がないため画質は不明です。画素数の割にはセンサーサイズが小さいため色乗りが期待できずAIによる着色頼りになかるもしれませんがノイズは低減できるでしょう。光学手ブレ補正が撮影を補助します。セルフィーは2000万画素でスクリーン中央上部のパンチホールにあります。このパンチホールが小さいことから2000万画素の小型センサーは画質を期待できませんが光量を補うためにSONYのRGBWセンサーIMX596が搭載されている可能性があります。セルフィー撮影をしないシーンに於いては画面の邪魔者であるパンチホールが小さいことは良いことです。指紋認証は画面内にあります。グローバルモデルの対応バンドは豊富であるため国外への移動で使えないということはないでしょう。このXiaomi 12T ProモデルはRedmi K50 Ultraと多くのスペックと筐体デザインを共有していますが、リアカメラのメインが1億画素から2億画素センサーに変わったことと本体重量が3g重くなっている点が目立つ違いとなっています。このモデルは日本での販売が計画されているようです。一部販売国/地域向けはeSIMに対応し、日本向けはそのeSIM対応のようです。Xiaomiの日本公式サイトでは本体の厚みが0.2mm厚い8.8mmになっています。これはグローバルモデルより実際に厚くなっているのかカメラアイランドの出っ張りの厚みの測り方によるものかは不明です。
このモデルの良いところ
- 最大120W充電は待ち時間を大幅に縮めます、付属充電器も同じ120Wに対応します
- 高速充電に対応するための冷却力が強化されています。このモデルは窒化ホウ素膜の採用が謳われています
- 他社の撮影重視モデルがむやみに画素数を増やさず5000万画素程度の大型センサーを採用する中で過去の失敗に懲りずに更に超高画素カメラセンサーをを搭載したことは興味深いでしょう
このモデルの残念なところ
- セルフィーは画素数の高さに反して画質が期待できません
- 電話機の重量が205gは重めです
スペック
Xiaomi 12T Pro 22081212G |
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Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 SoC Model: SM8475 CPUコア: ARMv9 Kryo Prime Cortex-X2 + Kryo Gold Cortex-A710 + Kryo silver Cortex-A510 CPUコア数: 1 + 3 + 4 CPU周波数: 3.2GHz + 2.75GHz + 2.0GHz 製造プロセス: 4nm GPU: Adreno 730 900MHz |
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8GB / 12GB LPDDR5 | |
128GB / 256GB UFS 3.1 | |
無し | |
5000 mAh | |
最大120W Xiaomi AdaptiveCharge 付属充電器最大120W |
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216万画素 メイン f/1.69, 光学手ブレ補正 センサー: SAMSUNG ISOCELL HP1 (S5KHP1)
画素サイズ: 0.64 μm 約2億画素 最大: 16384 x 12288 pixels センサーサイズ: 1/1.22インチ(相当) 種類: ISOCELL 3.0 配列: RGBG 16-in-1 動画: 30fps@8K, 120fps@4K, 480fps@FHD 800万画素 広角 f/2.2, 120° 200万画素 マクロ f/2.4 |
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2000万画素 f/2.24 | |
6.67インチ AMOLED 120Hz, DCI-P3, Corning Gorilla Glass 5 |
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2712 x 1220 dot | |
nanoSIM + nanoSIM or eSIM | |
グローバル版: GSM: 850/900/1800/1900MHz 日本版: GSM: 850/900/1800/1900MHz |
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グローバル版: WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 日本版: WCDMA: B1/2/4/5/6/8/19 |
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グローバル版: FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66 TDD-LTE: B38/39/40/41/42/48 日本版: FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/28 TDD-LTE: B38/39/40/41/42 |
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CA非対応 または不明 | |
グローバル版: n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n75/n77/n78 日本版: n1/n3/n28/n41/n77/n78 |
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802.11a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz, 5GHz 2x2 MIMO, 8X8 Sounding for MU-MIMO |
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Bluetooth 5.2 SBC AAC LDAC LHDC |
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ステレオスピーカー, Dolby Atmos, SOUND BY Harman Kardon | |
GPS A-GPS Galileo Beidou GLONASS QZSS NavIC |
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NFC | |
USB Type-C |
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画面内指紋認証 顔認証 |
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近接センサー (Proximity Sensor) 照度センサー (Ambient Light Sensor) 加速度センサー (Accelerometer) ジャイロスコープ (Gyroscope) 電子コンパス (Electronic Compass) 色温度センサー (Color Temperature Sensor) |
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Android 12 + MIUI 13 | |
高さ: 163.1 mm 幅: 75.9 mm 厚さ: 8.6 mm 重量: 205 g 備考:XIaomi公式サイトで日本向けモデルは厚みが8.8mmとなっています |
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防塵:
防水: |
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窒化ホウ素膜, グラフェン放熱板, VC(Vapor Chamber)冷却 | |
Blue (ブルー) Silver (シルバーグレー) Black (ブラック) |
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2022年10月 |
このモデルと日本の携帯キャリア4社の3Gバンド対応
docomo | au | SoftBank | Rakuten |
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Band 1 Band 6 P Band 19 P |
BC6 BC0 P |
Band 1 Band 8 P |
− |
このモデルと日本の携帯キャリア4社のLTEバンド対応
Band | docomo | au | SoftBank | Rakuten |
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1 | − | |||
3 | 東名阪のみ |
|||
8 P |
− | − | − | |
11 | − | 不要 | 不要 | − |
18 P |
− | − | auローミング |
|
19 P |
− | − | − | |
21 | 不要 | − | − | − | 26 P |
− | − | − |
28 P |
エリア少 | エリア少 | − | |
42 | 不要 | 不要 | 不要 | − |
このモデルと日本の携帯キャリア4社の5Gバンド対応
Band | docomo | au | SoftBank | Rakuten | n77 | n78 | - | - | n79 | - | - | - | n257 |
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